人は光を放つ小惑星|9月8日のことです
Release: 2019/09/08 Update: 2019/09/08
人は光を放つ小惑星
愛育の恩は、必ず物によって行われる。衣食住のことから、生活環境に至る教育。生活まで、そして、これは皆、人の勤労支援によって今日あるもの、社会・国家・大衆の恩に発展して、世にことごとく恩の展開、恩の結集でないものはないことに気づく。すなわち我が生命は、恩のうずまきの中心の無限の恩の吸引である。
人は、八方より集まって恩の光の中にこれを受けて、八方に生命の光を放っている小遊星である。ただ自覚によってそれと意識して、その生活を充実することができるのである。
9月8日、丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、今日の言葉です。
自分の命は恩の結集。
たしかにそうだなんだと思います。
しかしその境地に心が至るのは簡単ではないとも思います。
普段の生活でそれを完全に思って過ごすことは実は難しい。
自分の思考のくせは簡単には治りません。
ゴミ一つ拾ったって投げた人のことを考えて腹がたったりしますね。
まだまだです。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
事業の目的 この仕事は、何のためにするのか、だれのためにするのか。 これまでは、自分の金もうけのため一家の幸福のためであり、それが当然と思い、何の疑いも持たなかった。 それが実は、さかさまである。人の…
引き上げぶり 仕事の場合、時間がきたら、さっさと引き上げる。それは最もよいことである。 すべての仕事を、始末をつけ後片付けをして、道具、機械、物、そうした私の一日の仕事を助けてくれ、そうさしてくれた、…
青の精 青年諸君、諸君は「青の精」だ。 諸君の他に、何人が「青」をほこり。「青」を生き得る者があるか。 「青」は諸君の生命を象徴する。 「青」は、みちみちた充実の色、欠けるところがなく、足らぬところが…
すべては心の持ち方 汚いとか美しいとか、それは、ただ人がそう思うだけである。「がる」から、そうなるのである。初めて会った時、いやだなあと思っていても、だんだん好きになることも少なくない。 不足不満は、…
病気は正しい心から 病気とは何か。気=精神が、自然の状態を失っているのである。 まばらな竹林に風が吹きこんで来ると、枝も葉も、ざわざわと動く。しかし風が過ぎると、さっと止んで、元の静けさに帰る。人の心…