夫婦は一対の反射鏡|5月9日のことです。
Release: 2019/05/09 Update: 2019/05/09
夫婦は一対の反射鏡
夫婦は違いに向いあった反射鏡である。夫が親愛の情にもえてやさしくすれば、妻は尊敬信頼して、世の中の夫より外に男性はないと、ただ一途に夫にたよる。この時夫は又、世の妻より外によき女性はいないと、愛情をかたむける。
反対に夫がいばりすぎ、封建思想をふりかざすと、妻は小さくなって、内にこもって亀のように強情になる。
夫婦は互いに相手をを直したいと思うのは逆である。ただ自分をみがけばよい。己を正せばよい。その時、相手は自然と改まる。夫婦は向いあった一組の鏡である。
丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、5月9日の言葉です。
相手を直したい。
それは常に自分の都合なんだと思います。
自分の好む方向になってほしいということ自体がすでにそうなんです。
ただただ自分が変わればよいということです。
この言葉を聞くと胸に刺さるものがありますね。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
宝は託されている 現世は、あらゆる物質は人の取るに任されている。すべての財貨は、すべての人に託されている。すべてのポスト(位置)は、人の来るに任されている。すべての職業は、適任者をまちあぐんでいる。…
失業しても ある人が職を失った。会社の社長であった。しかし、「休んでなるものか、働くぞ」と決心して、家の前の掃除を始めた。 ある会社の門衛が欠けた。このごろ道をはくので評判の元社長の話があった。今まで…
門を出るとき、玄関を去るとき、ここに一つの引きしまりがつく。そのため多くの場合、門柱があり、看板があり、何か目じるしがある。これは、外部の人に対してだけ何か役に立つというものではない。私自らの心のくく…
赤子を保んず 儒者の道は古の人赤子を保んずるが若しと。( 滕文公上五章) じゅしゃのみちはいにしえのひとせきしをやすんずるがごとしと。(とうぶんこうかみだいごしょう) 【訳】 儒者の道では、古の聖賢が…
自然を畏れる この世の中で、恐るべき威力をもって人を幸福に導き、また不幸に落とし入れるものは、人でもなく、ただの物でもなく、偉大なる自然現象であった。 人が生きる上に最も大きい働きをし、人を生かしてい…