物は私すべからず|2月21日のことです。
Release: 2019/02/21 Update: 2019/02/21
物は私すべからず
物は、「天与のもの」、与えられるもの。人間が、無いものをつくり出すのではない。
ここから「物は私すべからざるもの」、「自分勝手にしてはならぬもの」という倫理が生まれてくる。
昔から「一攫千金、ぬれ手でアワ」を夢見て仕事を起す人は多いが、さてその仕事が成功したためしがない。
それは、ことごとく自分の金もうけのためであったからである。
2月21日、丸山敏雄一日一話(幸せになるための366話)の今日の言葉です。
自分だけの金もうけというのは実際うまくいっっている人をあまりみたことがありません。
自分の生きている間は自分だけはいいかもしれませんが自分がなくなったあと家族が大変な思いをする。
こういうことは非常に多いと思います。
永続的、継続的に事業などを行っている人、会社はやはり自分中心の物事の考え方をしない。
周りものをたまたま頂いているに過ぎないのですから勘違いをしないことです。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
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