はたらきと遊び|11月17日のことです。
Release: 2018/11/17 Update: 2018/11/17
はたらきと遊び
はたらきも、気持ちよくやっておればこれほど愉快なものはなく、はたらき自身が遊びとなる。
昔の人が、「芸に遊ぶ」といったのは、この境地をさしたのであろう。
そう見てくると、はたらきと遊びというものは、もともと二通りあるのではない。それによってたべている人にとってはそれがはたらきであり、好きですすんで、喜んでやっている時は、それがあそびであると言うことになるのであろうか。
11月17日、丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、今日の言葉です。
実際、仕事が好きでなければいけません。
自分がこの仕事が好きかどうかはよく考えることが必要です。
たった一度の人生で一生のほとんどの時間を費やす仕事。
しかし、現場の仕事と経営者の仕事の両立も難しいものです。
好きで無くしたくないものなら頑張っていける。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
日の出を迎える 今日一日が私の一生だ、今日は二度とこない、やり直しはできぬ、と気がついたら、朝寝坊などできたはなしではありません。立ちおくれたら、もう負けだと見てよい。 「新しい倫理」の実践は、早起き…
顔淵曰く、「舜何人ぞや、予れ何人ぞや」と。為すあらんとする者は亦是くの若し。(滕文公上首章) がんえんいわく、「しゅんなんびとぞや、われなんびとぞや」と。なすあらんとするものはまたかくのごとし。(とう…
趙孟―貴くする所・之れを賤しくす 趙孟の貴くする所は、趙孟能く之れを賤しくす。(告子上十七章) ちょうもうのとうとくするところは、ちょうもうよくこれをいやしくす。(こくしかみじゅうななしょう) 【訳】…
逃げるから苦しい 行き詰っては打ち開け、開けてはまた行きづまる、それが人生の進行の相であり、ここに妙味がある。なにを、自ら求めて苦しんでいるのだろう。 事情の苦しみ、境遇のもだえ、これは自分で苦しむか…
共同生活体 夏の夕方、むし暑い軒下で腰をかけて見ていると、クモどもが、それぞれの綱をひき終えている。土の上をみると、そこここにアリの穴がある。私どもの家庭は、多くの生きものの共同生活体です。 尾のルリ…