人生の歩み方②
Release: 2022/06/03 Update: 2022/06/03
人生の歩み方②
同時にこの二十歳から四十歳までの二十年間の準備いかんが、その人の後半生の活動を左右すると言ってよいでしょう。それはいわば花火の玉を作るようなもので、どんな花火が出るかは、まったくその準備期中の努力いかんによって決まることです。
かくして四十代と五十代という、人間の仕上げ期の活動は、それまでの前半生において準備したところを、国家社会に貢献すべき時期であり、したがって四十歳までの準備が手薄ですと、四十歳以後六十までの活動も、勢い薄弱とならざるを得ないわけです。【44】
#修身教授録一日一言 #森信三 #毎日投稿 #日常 #毎日ブログ #毎日更新
ああ準備不足でした。
何をしていたのでしょうか。
ずっとその場限りの仕事をしていたのでしょうか。
浅い本ばかり読んでいたとは思います。
教授を知ったのが去年ですから~。
それもこれも全部学習していったことの延長と考えるとまだまだ様々な研修には参加した方がよさそうです。
了解です。
関連コンテンツ
仕事の心がけ①自覚 大切なことは、仕事の処理をもって、自分の修養の第一義だと深く自覚することでしょう。この根本の自覚なくて、仕事を単なる雑務だなどと考えている程度では、とうてい真の仕事の処理はできない…
「極陰は陽に転ずる」と易に示されるように、逆境のどん底というものは、まず三か年ぐらいで、それを過ぎますと幽かな微光が射し初めるというのが、わたくしの経験上実感であります。 #運命を創る100の金言 #…
偉人の背景を知る 私達は、優れた方々に接する機会のあった場合には、その完成された老境の美を見逃さないように注意すると共に、又そこまで到達せられた生涯の惨苦に充ちた歩みにまで、思い至るようでなければなら…
学問修養には気魄を要す 古人の学と言えば、必ず聖人たらんことを志したものです。しからば今日われわれ日本人として、いやしくも学問修養に志す以上、われわれのもつ偉大な先人の踏まれた足跡を、自分も一歩なりと…
真実の道 実は真実の道というものは、自分がこれを興そうとか、あるいは「自分がこれを開くんだ」というような考えでは、真に開けるものではないようです。では、真実の道は、一体いかにして興るものでしょうか。そ…