仕事の心がけ⑤拙速主義
Release: 2022/09/16 Update: 2022/09/16
仕事の心がけ⑤拙速主義
次に大切なことは、一度着手した仕事は一気呵成にやってのけるということです。同時にまたそのためには、最初から最上の出来映えを、という欲をださないということです。すなわち、仕上げはまず八十点級というつもりで、とにかく一気に仕上げることが大切です。
これはある意味では拙速主義と言ってもよいでしょうが、このいい意味での拙速主義ということが、仕事の処理上、一つの秘訣と言ってよいのです。【178】
仕事の処理の要点を知るこれは大事なこと。忘れぬようにメモして何度も見直すことが大事です。
1.仕事の処理をもって自分の修養の第一義とすること
2.仕事の順序を立てる。大事なことを先にして軽いものを後にする
3.大事な事柄のなでも何から手をつけるか明弁する
4.とにかく手をつける
5.一気呵成に八十点主義で行う
実際これはとても大切なことです。
残業と言う場合も普段の仕事の手順に問題あると言うのは間違いないことです。
時間内で最大限の結果をだす。
このことは常に考えるべきことです。
忙しいのはみんな同じですね。
人生は二度ないのですから今日の一日次第ですね。
関連コンテンツ
目下の人に対する心得 目下の人に対する心得の一つとして、目下の人だからといって、言葉遣いをぞんざいにしないように。ーーということでしょう。これはうっかりすると気付きにくい点ですが、大体人間の人柄という…
石川理紀之助と二宮尊徳 石川理紀之助翁のごときは、ひとり大なる読書家というのみでなく、いろいろの著述までもしいられるのであります。翁の起床は、大抵午前一時、二時であって、それから夜明けまでの数時間を、…
一気呵成 すべて実行的な事柄というものは、原則としては「一気呵成」ということが、事を成す根本と言ってよいでしょう。【372】 #修身教授録一日一言 #森信三 #毎日投稿 #日常 #毎日ブログ #毎日更…
プラスの裏にマイナスあり 人間は、順調ということは、表面上からはいかにも結構なようですが、実はそれだけ人間が、お目出たくなりつつあるわけです。すると表面のプラスに対して、裏面にちゃんとマイナスがくっつ…
今日の仕事の若干を、明日に引き延ばした場合の「明日」と、今日為すべき仕事の一切を仕上げてしまった場合の「明日」とでは、同じ明日であっても、その内容はかなり大きく違うといってよいであろう。 #運命を創る…