令発するの日、士卒の坐する者は涕襟(なみだえり)を霑(うるお)し、偃臥する者は涕巸(なみだおとがい)に交わる。(九地)

Release: 2020/07/14 Update: 2020/07/14

令発するの日、士卒の坐する者は涕襟(なみだえり)を霑(うるお)し、偃臥する者は涕巸(なみだおとがい)に交わる。

令発之日、士卒坐者涕霑襟、偃臥者涕交巸。(投之無所往者、諸劌之勇也。)

「いよいよ出陣の命令が発せられた日は、兵士たちは、座っている者はその涙で襟をぬらし、寝ている者はその涙が頬を伝わって流れ落ちたはずである。(そのような兵士たちでも、絶対絶命で戦う以外ない環境におけば、昔の専諸(せんしょ)や曹劌(そうけい)のような勇者も顔負けの働きをするものである)」
専諸と曹劌とは、古代の有名な勇士。
かっこ内は、これを往く所無きに投ずれば、諸劌の勇なり。と訓ずる。

7月14日、孫子・呉子一日一言(兵法に学ぶ人と組織の動かし方365)の言葉です。

おはようございます。

絶対絶命の状態になれば兵士は勇士顔負けの戦いをする。

なんだかキングダムを思い出してしましますね。

追い込まれると力を発揮するというのどんな人でもそうなるということでしょうか。

将軍ともなればそういう心理状態も把握してうまくやるのでしょうね。

人の心理というものは単純でもある。

今日も一日がんばります。

HOME


関連コンテンツ


コメントはお気軽にどうぞ

メールアドレスは公開されません。
また、* が付いている欄は必須項目ですので、必ずご記入をお願いします。

内容に問題なければ、下記の「コメントを送信する」ボタンを押してください。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください