株式会社 ニムリス【公式】 >
日記 >
孫子・呉子 >
兵を形にする極(きょく)は、無形に至る。無形なれば、則ち深間(しんかん)も窺(うかが)うこと能わず、智者も謀ること能わず。(虚実)|3月12日
兵を形にする極(きょく)は、無形に至る。無形なれば、則ち深間(しんかん)も窺(うかが)うこと能わず、智者も謀ること能わず。(虚実)|3月12日
Release: 2020/03/12 Update: 2020/03/24
兵を形にする極(きょく)は、無形に至る。無形なれば、則ち深間(しんかん)も窺(うかが)うこと能わず、智者も謀ること能わず。(虚実)
形兵之極、至於無形。無形、則深間不能窺,智者不能謀。
「戦闘において、一番理想的な態勢とは形のないことである。形がなければ、敵はこちらの動きを察知できない。当方の陣中深く侵入してきている敵の間者も何もさぐりだせないし、敵の軍師がいかに智謀に長けていても、計略をたてようがない」
”無形”とは、作戦や行動を形にあらわさず、敵に意図を察知させないことである。軍形篇で孫子は「戦不可為」と言っているが、無形の態勢のときは、「戦可為也」と断言している。
3月12日、孫子・呉子一日一話(兵法に学ぶ人と組織の動かし方365)の言葉です。
おはようございます。
たっぷりためてしまったためなかなか追い付けなですね。
無形。
敵に動きを察知させない。
水面下で着々と作戦を実行していく。
サッカーやラグビーでのいきなりのバックパスのようなことを思い浮かべてしまいます。
全然やるきがないのに指揮もとっていないのに自然と動き出す。
そのためには最終の目的を共有しているのが大事でしょうね。
今日も一日がんばります。
関連コンテンツ
美しい世界に住む 食物でも住宅でも、人類は、永き歴史の推移につれて、物の役目を、より便利により完全に改良進歩させるだけでは満足ができずに、実用を越えた芸術の世界にまで高めずにはおきませんでした。 人の…
道・礼を以てせば 其の交はるや道を以てし、其の接するや礼を以てせば、斯に孔子も之れを受く。(万章下四章) そのまじわるやみちをもってし、そのせっするやれいをもってせば、ここにこうしもこれをうく。(ばん…
結婚 ほんとうを申しますと、男も女も、人の力の半分の働きしか持っていません。 ほんとうの男らしい50と、しんから女らしい50とがぴったりと合一して、ここに100%の人の力が現われるのです。 こうしてで…
農は国の本 我が国で「農は国の本」だと言ったのは、百姓が食物を作り出すからというだけでなく、百姓が真の働きをする純情の人を作るからである。 自然は大まかのようだが、これに立ち返ったとき、小知恵やトリッ…
毎日実行する 或る青年が、採用試験を通らなかったというので、何か心得はないか、ということであった。私は受験の心得を一通り話した後、「一日一回、今までしないことを毎日実行しつづけるがよい」と申した。 青…