吏をして其の国を治めしめ|6月23日のことです。

Release: 2018/06/23 Update: 2018/06/23

吏をして其の国を治めしめ

天子吏をして其の国を治めしめて、其の貢税を納れしむ。(万章上三章)

【訳】
天子の舜は別に役人を派遣して有庳国を治めさせ、租税を徴収させた。

【訳】
松陰は、朱子の註の一部を取り上げて、「舜が象を有庳の長官にして富貴の身分にしたのは、仁の至りである。しかし、不徳者である象に直接有庳国を収めさせる訳には行かないので、別の役人を派遣し、象の勝手にできないようにしたのは義の至りである」と記している。

6月23日、今日の孟子一日一言です。

中国の古代の聖天子の一人の舜(しゅん)。

舜は聖母を亡くしていて父の瞽叟(こそう)は後妻を娶る。

その連れ子が象(しょう)ということみたいです。

兄弟の仲が悪いのが想像できますね。

実際なんども殺されかけている。

素晴らしい政治を行っても弟は兄を殺そうとしている。

なんでと思ってみても相手は変わらない。

そして自分を変えようと思うというようなことでした。

”許す”ことと自分の心を変えることで相手を変える。

しかし、国民のためには抜かりなく事を行う。

難しいことです。

人は変わりませんね。自分が変わらなければなりません。

今日も一日がんばります。

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