実践して分かること
Release: 2022/11/12 Update: 2022/11/12
実践して分かること
廊下の紙屑というものは、それを見つけた人が拾ってやるまで、いつまでそこに待っているものです。もっともこれは、紙屑を拾うように努めている人だけが知っていることなんですが。このように世の中には、実践しなければ分からない世界が限りなくあるものです。【203】
#修身教授録一日一言 #森信三 #毎日投稿 #日常 #毎日ブログ #毎日更新
道を探究するというのは実践するしかないのでしょうね。
どういう生活態度を送るとか、自分の心はどうなっているのかとかは常に考えねばならいことです。
当の本人にしか分からないことでも、普段の実践が表に現れるものです。
家庭だからと言って日ごろの不平不満を言うのはおそらく問題が多いでしょう。
そして、その不平不満にあまり同意するのも問題でしょう。
常に自分の言葉を慎み、いつも自分で気づくということを実践しなければいけない。
関連コンテンツ
性欲の問題② すなわち人間の力、人間の偉大さというものは、その旺盛な性欲を、常に自己の意志的統一のもとに制御しつつ生きるところから、生まれてくると言ってもようでしょう。かくして初めてそこに人間としての…
最善観 「わが身に降りかかってくる一切の出来事は、自分にとっては絶対必然であると共に、また実に絶対最善である」【446】 #修身教授録一日一言 #森信三 #毎日投稿 #日常 #毎日ブログ #毎日更新…
三味境を味わう われわれが真に、自己の充実を覚えるのは、自分の最も得意としている事柄に対して全我を没入して三昧の境にある時です。そしてそれは、必ずしも得意のことではなくとも、一事に没入すれば、そこにお…
老木の味わい 私は老木を見ることが好きであります。鬱然たる老木の姿に接する毎に私は、そこに完成せられた人間の内面的な消息を、まざまざと形の上に見る思いがするわけです。同時にまた、自分も年老…
すべて我々は、自分のたどった運命を、あるがままに感謝することが大切です。これが自己にとって最善だとして、安んじて努力することが肝要です。この道理を理屈としてではなく、実感として味わえば、それだけでも実…