恥の人に於けるや、大なり|10月11日のことです。
恥の人に於けるや、大なり
恥の人に於けるや、大なり、機変の巧を為す者は用つて恥づる所なし、人に若かざるを恥ぢざれば、何の人に若くことあらん。(尽心上七章)
はじのひとにおけるや、だいなり。きへんのこうをなすものはもってはずるところなし。ひとにしかざるをはじざれば、なにのひとにしくことあらん。(じんしんかみななしょう)
【訳】
恥ずかしいと感じる心は、人間にとりきわめて大切なものである。大体、臨機応変のごまかしばかり上手な者は、恥ずかしいと感じる心がないのである。(自分の心)人より劣っていることを恥ずかしいと思わない者が、どうして人並みになることができようか。なれはしない。
10月11日、孟子一日一言の言葉です。
臨機応変のごまかし。
ちょっと感じるものがありますね。反省です。
馴れというのは恐ろしいものです。
常に深く考えずに臨機応変のごまかしをやっているのかもしれませんね。
人より劣っていると感じ、恥ずかしいと思う心を大切にがんばりたいと思います。
今日も一日がんばります。