感激の永続は難しい
Release: 2022/04/11 Update: 2022/04/11
感激の永続は難しい
諸君らも、かような(感動的な話を聞かされた場合にはそれに感動もし、またその場では一応決心もされるでしょう。しかしいったんその場を去れば、多くはたちまち忘れてしまって、その感激は永続しがたいだろうと思うのです。それというのも、人間というものは、単に受身の状態で生じた感激というものは、決して永続きしないものだからです。【50】
#修身教授録一日一言 #森信三 #毎日投稿 #日常 #毎日ブログ #毎日更新
教授は言い切ってますね。
わが身自身を修めることによって、多少なりとも国家社会のために、貢献するような人生を送らずにはおかぬ。
これが志だと。
教授は結構言い切ってるところがあり、それもなるほどそうしようと思わせるところがあるのがすごいなぁと思います。
人間は確信をもって言い切ってしまえば、それはそれで良いわけです。
やることやらないことをしっかりと決めて役に立つことをしていくというようなことでしょうね。
ともなると世のため人のために自分は何ができるか。どう貢献していくことができるのかということになりますね。
さてがんばりましょう。
関連コンテンツ
政治と教育 人間救済の情熱は、これを大別する時、結局、政治と教育という二つの現れ方をすると言ってよいでしょう。 すなわち政治は外を正すことによって、内にも正そうとするものであり、教育とはこれに反して、…
無限の井戸 力というものは、一たんその気になり、決心と覚悟さえ立ったら、後からあとから無限に湧いてくるものです。 それはちょうど、井戸に湧く水のようなもので、もう汲み出してしまったと思っても、いつの間…
真の志① 真の志とは、自分の心の奥底に潜在しつつ、常にその念頭に現れて、自己を導き、自己を激励するものでなければならぬのです。【296】 #修身教授録一日一言 #森信三 #毎日投稿 #日常 #毎日ブロ…
安じてこの世を去る この世にある間は、自分の全力を挙げてこの世の務めを尽くす。これやがて、安じてこの世を去る唯一の秘訣でありましょう。いざという時に心残りのない道、これ真に安じて死に得る唯一の道であり…
仕事に取り組む方法論としては、①仕事の大小、軽量をよく認識し、仕事の手順をまちがえないこと、とりわけ小事を軽んじないことが大切でありましょう。②できるだけ迅速にして、しかも正確を期するよう努めること。…