歩き方と人間の格②
Release: 2022/07/29 Update: 2022/07/29
歩き方と人間の格②
同じく走るのでも、場合によっては音をたてないように走らないといけません。人間もそういうふうに、心が冴えて来ないといけません。しかし十八、九や二十くらいの頃は、まだあれでもよいですが、人間も三十、四十になって、なお、バタバタと廊下を音立てて歩いていたんではもうお終いです。いい年をしながらそんなことでは、実際何のために人間に生まれて来たか分からぬことになります。【458】
#修身教授録一日一言 #森信三 #毎日投稿 #日常 #毎日ブログ #毎日更新
平常心是道。常日ごろの大切さを感じました。
真の修養とは普段のことが一番大事。たしかに納得です。
しかし、それがなかなか出来ないというのもよくわかるところです。
いかにして訓練するか、常に気をかけているかということが大切です。
とにかく元の人間を変えるというのは並み大抵の努力ではいけません。
思考の変えるには常に無理やり行動して考えることですね。
周りの人は良く見ているというものです。
特に上司のことはよくよく観察していますよね。
日ごろの反省をしなければいけませんね。
関連コンテンツ
この人生というものは、二度と繰り返すことのできないものである。だからわれわれは、自分のもって生まれた能力を、ぎりぎりのところまで発揮したうえで棺桶に入るというくらいの意気込みがなくてはいけないと思うの…
天真 人間というものは、その人が偉くなるほど、しだいに自分の愚かさに気付くと共に、他の人の真価がしだいに分かってくるものであります。そして人間各自、その心の底には、それぞれ一箇の「天真」を宿しているこ…
道元禅師は「某は座禅を三十年余りしたにすぎない」というておられますが、これは考えてみれば、実に大した言葉だと思うのです。本当に人生を生き抜くこと三十年に及ぶということは、人間として実に大したことと言っ…
まず自ら顧みる すべて人間というものは、目下のものの欠点や足りなさというものについては、これをとがめるに先立って、果たしてよく教えてあるかどうか否かを顧みてみなくてはならぬのです。したがって見下の者の…
人間をつくるもの 人間の精神的弾力というものは、書物と取り組む力によって鍛えられるというものです。また人間のたしなみというものは、言葉を慎むところから始まるものです。【203】 #修身教授録一日一言…