洗面の意義|3月17日のことです。
Release: 2019/03/17 Update: 2019/03/17
洗面の意義
朝起きたら顔を洗うということは、だれでも知っている。けれども何の為に洗うのか。
洗面の意味は、まず全身を洗い清める、ということであります。
我が国では、到る所豊かな水に恵まれており、祖先たちは、朝起きると全身水につかり、水をそそいで洗ったのでしょう。これを「みぞぎ」と申しました。
朝は一日の出発点であり、仕事のはじめだから、まず何よりも身体を清めて、さあ働くぞ、ということです。
丸山敏雄一日一話(幸せになるための366話)3月17日の言葉です。
さあ働くぞ。
本当に朝はいいものです。
頭もすっきりとしている。
春の朝は特にいい。
新生活がこれから始まる気がする。
新年もいいが忙しすぎる。
顔を洗ってがんばります。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
芸は心を正す 心は形がありません。見えもしなければ捕えることもできません。いつもいつも変化して、全く始末におえぬものです。 これを捕えるには何かいれものがいるのであります。一度芸術といういれものに捕え…
まず自ら顧みる すべて人間というものは、目下のものの欠点や足りなさというものについては、これをとがめるに先立って、果たしてよく教えてあるかどうか否かを顧みてみなくてはならぬのです。したがって見下の者の…
自己の天分を発揮する① 自己の天分を発揮するということですが、この天分の発揮ということは、実は単に自分のことだけを考えていたんでは、真実にはできないことであります。すなわち人間のの天分というものは、単…
知ることは信ずること 人は、縄をもっては、その肉体をしばる事はできるが、その精神をくびることは出来ぬ。 人の心をかなしばりにしばりつけるものは、ただ一の信(まこと)あるのみである。 「士は己を知る人の…
逆境というマイナス面の裏には、「秘匿の恩寵」ともいうべきプラス面が秘められているのであります。またその反対に、上昇気流に乗ったプラス面の展開期には、よほどの人でない限り、人間の必ずおごり、たかぶり、人…