生命力の弱さがもたらすもの
Release: 2022/05/20 Update: 2022/05/25
生命力の弱さがもたらすもの
人間が嘘をつくというのは、生命力が弱いからでしょう。勤勉でないというのも、生命力の弱さからです。また人を愛することができないというのも、結局は生命力の弱さからです。怒るというのは、もちろん自己を制することのできない弱さからです。沢庵石は重いからこそよいので、軽くては沢庵石にはなりません。自己を制することができないというのも、畢竟するに生命力の弱さからです。【487】
#修身教授録一日一言 #森信三 #毎日投稿 #日常 #毎日ブログ #毎日更新
そういう意味では生命力が弱い自分がいると感じるわけですがどうでしょう。
嘘、勤勉、愛などの欠落は生命力の弱さからくるものというのは何とも考えてしまう部分です。
修身教授録を読んで考える時間というものを多少なりとも毎日行わないと、生命力という部分が強化されないですね。
人間は弱い。弱いからと考えない時間がさらなる弱さを作る。
人生二度なしを考えねばなりませんね。
関連コンテンツ
思いやりの心 思いやりの心というものは、人間の本性として、元来何人にも具っているはずですが、しかしそれをおおうているものがありますから、努力してそれを取り除かなければならぬのです。【230…
たくましい人間になる 真の道徳修養というものは、意気地なしになるどころか、それとは正反対に、最もたくましい人間になることだと言ってもよいでしょう。すなわちいかなる艱難辛苦に会おうとも、従容として人たる…
独立独歩の人間 私は、本校の生徒諸君に対して「諸君は将来立派な先生になりなさい」とは、あまり言わないつもりです。本を読まないで、ただ立派な先生になれと言っただけでは、卒業後二・三年もたつと、もう干から…
一気呵成 すべて実行的な事柄というものは、原則としては「一気呵成」ということが、事を成す根本と言ってよいでしょう。【372】 #修身教授録一日一言 #森信三 #毎日投稿 #日常 #毎日ブログ #毎日更…
人生の晩年に近づいたならば、青壮年の時代以上に、はるかに心を引きしめて、人生の晩年の修養に努めねばならぬであろう。 #運命を創る100の金言 #森信三 至誠 まごころを尽くすこと 勤労 物事をよく…