真の誠
Release: 2022/09/22 Update: 2022/09/22
真の誠
真の誠とは、その時その時の自己の「精一杯」を尽くしながら、しかも常にその足らざるを歎くものでなくてはならぬ。【250】
#修身教授録一日一言 #森信三 #毎日投稿 #日常 #毎日ブログ #毎日更新
誠というものを深く考えさせられる部分ですが、究極は仕事に一切を投げ出して努めるということでしょうね。
もうこれ以上尽くすことが出来ない状態まで努めるのが真の誠だと先生は言われていますがそう容易ではありませんね。
全充実の生活とは少しの余力も残さない己を尽くすこと。
綱渡りは渡った時に歓声を浴びるが途中経過に対しての歓声だと先生は言います。
人生もそのようなものなのでしょうね。
途中で歓声を浴びたとしても渡り切らないようでは問題が多い。
自分が死んでからが真の誠の人生を歩んだかどうかを決めるのでしょうね。
関連コンテンツ
人間は井戸のようなもの 人間の力にはそれぞれ限度があるとも言えますが、同時にまた側面からは、再現がないとも言えるのです。 それはちょうど井戸水みたいなもので、なるほど一方には、水のよく出る井戸もあれば…
この世の愉快を過ごす 人間は、この世の中を愉快に過ごそうと思うなら、なるべく人に喜ばれるように、さらには人を喜ばすように努力することです。つまり自分の欲を多少切り縮めて、少しでも人のためになるように努…
対話の心得 対話の際の心得ですが、それには、なるべく相手の人に話さすようにする。さらに進んで相手の話を聞こうとする態度が、対話の心がけの根本と言ってもよいでしょう。 つまり、なるべく聞き役に回るという…
学校のみにたよらず なるほど学校には、学校独特の長所のあることは申すまでもありません。しかしながら、人は決して学校だけで完成されるものではないのです。人間としての深みや味わいは、学校のみにたよらず、常…
人間の真の偉さ 人間の真の偉さというものは、その人が自分のすぎさった過去を、現在もどの程度忘れずにいて、これを生かしているか否か、ということによって、決まるとも言えましょう。言い換えれば、自分がこれま…