軽地には則ち止まること無かれ。(九地)|6月27日
Release: 2020/06/27 Update: 2020/06/27
軽地には則ち止まること無かれ。(九地)
軽地則無止。
「軽地では止まってはならない」
”軽地”とは、既述のごとく、敵の領内には入っているが、それほど深く進攻していない地域である。この地域では作戦の原則は、”止まってはいけない”ということである。止まらないくらいだから勿論駐屯してはいけない。速やかに進軍すべきである。
なぜ、敵の領土内に深く入っていけないときは停止せずに進軍を続けるべきかはよくわからない。たぶん、兵士が里心をおこすのを防ぐためではないか。
6月27日、孫子・呉子一日一言(兵法に学ぶ人と組織の動かし方365)の言葉です。
おはようございます。
里心なんでしょうかね。
どんどん進むべきとあります。
しかし2500年前もこういう箇条書きとかあったんだと孫子を読んで思います。
箇条書きは結構伝わりやすいですよね~。
今日も一日がんばります。
関連コンテンツ
よきお客ぶり 「引き上げぶり」、これは出発にもまして大切なことである。 演説などが、最初の第一声が大切である以上、最後のむすびが肝要である。 噺家などは、出てくる第一声はたいして苦労しない。しかし最後…
神様に会計を任せる ある田舎に疎開したまま、遠く南方に出ていた夫は亡くなり―その代わりに、夫の生前にその人格に打たれた人たちを四人もあずかって、昔覚えた芸道をわずかに口そそぎの料として暮らしている女性…
病気は正しい心から 病気とは何か。気=精神が、自然の状態を失っているのである。 まばらな竹林に風が吹きこんで来ると、枝も葉も、ざわざわと動く。しかし風が過ぎると、さっと止んで、元の静けさに帰る。人の心…
健康の朝光(あさかげ) 真に正しい事とは、まず己が救われ、それと一しょに人がすくわれることでなくてはならぬ。 明朗こそ、まず己が救われるともしびであり、己のかかげたこの燈火で、人もまた救われる。そして…
君子の為す所は衆人固より識らざるなり 孔子魯の司寇たりしとき用ひられず。従ひて祭りしに燔肉至らず。冕を税がずして行る。知らざる者は以て肉の為めなりと為し、其の知れる者は以て礼なきが為めなりと為す。乃ち…