人を敬う
Release: 2022/05/23 Update: 2022/05/25
人を敬う
世間では、人を敬うということは、つまらないことで、それは意気地のない人間のすることででもあるかのように、考えられるようですが、これは大間違いです。それというのも、自分の貧寒なことに気付かないで、自己より優れたものに対しても、相手の持っているすべてを受け入れて、自分の内容を豊富にしようとしないのは、その人の生命が強いからではなくて、逆にその生命が、すでに動脈硬化症に陥って、その弾力性と飛躍性とを失っている何よりの証拠です。【484】
#修身教授録一日一言 #森信三 #毎日投稿 #日常 #毎日ブログ #毎日更新
生命力という部分では、人間はどちらかというと生命力が強い生き物だと思います。
それを発揮できないでいるかもしれません。
いろんなものの表裏一体、陰陽ということを考えますと。不幸と幸福もあるかもしれません。
生と死という部分もそうなのでしょう。
様々に考えながら弾力というものを多少なりとも身につけて変な角をもたないようにいきたいと思います。
関連コンテンツ
元来この言葉は、ライプニッツという哲学者のとなえた説であって、つまり神はこの世界を最善につくり給うたということです。 したがってこの世における色々のよからぬこと、また思わしからざることも、畢竟するに…
山鳩の声を聞くときは遠々し父のみ魂のありとし思はむ(於室生)金原省吾 この歌は、わが国の東洋美学の権威たる金原省吾さんが、大和の室生寺を訪ねられた時詠まれたものですが、父親について詠んだ歌としては、…
不幸の中にある教訓 不幸というものは、なるほど自分も不幸と感じ、人もまたそれを気の毒、哀れと同情する以上、一応たしかに不幸であり、損失であるには違いないでしょう。しかしながら、同時にまたよく考えてみれ…
休息は睡眠以外には不要―という人間になること。すべてはそこから始まるのです。 運命を創る100の金言 PREP法を意識する。 PREP法は、Webで文章を書く人なら一度は聞いたことがある超有名な文章…
不滅なる精神 われわれ人間は、その人の願いにして真に真実であるならば、仮にその人の肉体が生きている間には実現せられなくても、必ずやその死後に至って、実現せられるものであります。否、その志が深くておおき…