人生の首尾を押さえる
Release: 2022/10/07 Update: 2022/10/07
人生の首尾を押さえる
今「人生を正味三十年」と考えるとなると、それはいわば人生という大魚を、頭と尾で押さえるようなものです。魚を捕らえるにも、頭と尾を押さえるのが、一番確かな捕え方であるように、人生もその正味がまず三十年として、その首・尾を押さえるのは、人生に対する一つの秘訣と言ってもよいかと思うのです。【344】
#修身教授録一日一言 #森信三 #毎日投稿 #日常 #毎日ブログ #毎日更新
まずは頭を捕らえ損ねてしまったような気もします。
私の正味はも延長できるように出来るだけの努力はしなければとは考えますが、まだまだです。
自分は捉えそこなったことを感じられるわけですが、若い人にはそこら辺を少し感じていただけるような努力はしたいところですね。
この季節にもなると気持ちの焦りは半端なく何事も終わる気持ちがしないですがここも大事な正味の一部ですし、与えられ乗り越えられるものしか自分には降りかからないものと捉えると気合だと感じますね。
人生は深く深くです。
地道に学ぶことが大事なんでしょう。
関連コンテンツ
人はすべからく「真志正望」を抱かねばならぬ。 万人いずれも唯一無二。 自分もまた一箇の捨石として、いかに生きたらよいか。 教えるは、すなわち学ぶことである。 人間は四十までは、もっぱら修行時代と心得ね…
神はわれわれ人間を、迷わせんがために心を授け給うたのではなく、動植物には見られない自覚の光を照らして自らの道を知り、日々の努めを営ましまえんが為でありましょう。心の働きを与えられたということは、即ち…
卒業 学校を卒業するということは、人生という長旅への出発点ということです。しかるに卒業といえば、もういい気になって、寄宿舎の窓などを破って喜んでいる程度の人間が、第二の小国民の教育に従事するかと思うと…
短い時間をむだにしない 今日一日の仕事を、予定通りに仕上げるには、一体どうしたらよいでしょうか。それにはまず、短い時間をむだにしないということでしょう。【503】 #修身教授録一日一言 #森信三 #毎…
われわれは、一体何のために学問修養をすることが必要かというに、結局は「人となる道」、すなわち人間になる道を明らかにするためであり、さらに具体的に言えば、「日本国民としての道」を明らかに把握するためだと…