上達の道|11月14日
上達の道 書道をはじめたほどの方であったら、早く上手になりたいと願わない人は一人もありますまい。 そして上達したいと念願する人は、導く師が上手にしてくれるのだ、と思っておられる方が大部分ではないでしょ ・・・
上達の道 書道をはじめたほどの方であったら、早く上手になりたいと願わない人は一人もありますまい。 そして上達したいと念願する人は、導く師が上手にしてくれるのだ、と思っておられる方が大部分ではないでしょ ・・・
金銭を得る人 ほんとうの金銭を得る人は、無欲の人である。大事業家は、無欲の人である。事業は欲心で左右されるようなものではない。ただせずにおられず、仕事そのものがすでに無上の喜び、無限の恵みであって、歓 ・・・
約束は必ず守る だらしない人は、その人の周囲が、その人の心の通りにだらしなく動いていく。それで所々穴のあるままの網をうつごとく、またここかしこに石をぬいた石垣のように、その事業は、形は花やかに見えても ・・・
相手に合わせる 和合一致は、人の望むところ、排撃闘争は、人の好まぬところ。にもかかわらず、憎しみ、争いの絶える時がない。これはどこから来るのであろうか。逆になっているからである。和するということは、自 ・・・
考の道 どんな境遇の人でも親によって成長しないものはない。にもかかわらず、最も低いレベルにあるのもまた、親に対する考のみちであろう。 或る者は大変親に世話になっていると考え、他の者は親はカタキでこそあ ・・・
女性の心は大地の心 女性は静である。すべてを受け入れる。 雨は落ちてさわがしい。風は吹いて音をさせる。その雨風をそのまま受けて少しも動かないのは、大地である。 大地は、万物をはぐくみ育てる。すべてを受 ・・・
すべては心の持ち方 汚いとか美しいとか、それは、ただ人がそう思うだけである。「がる」から、そうなるのである。初めて会った時、いやだなあと思っていても、だんだん好きになることも少なくない。 不足不満は、 ・・・
食事の前に一礼 食事の意義の第一は、生命を保つ、肉体を養う、すなわち命の糧という点にありますので、ものを食べる時に、これを忘れてはなりません。ですから、一家が集まって食卓に向かう時には、皆がそろって、 ・・・
耳の観景 わび茶の道は、味覚の世界だとばかり考えたら甚だ浅い。釜のにえ音に、夜雨を聞き、松籟(しょうえん)を聞き、露地に滴(したた)る打水の音、軒端の梢(こずえ)をわたる風の声、さては、静寂の極まりに ・・・
あいさつの心 朝のあいさつ、これがちょっとてれくさいようなことではありますが、何も骨折ることでもなし、時間や金銭がかかることでもない。すれば、すぐに明日からでもできることなのです。ここにかえって人間生 ・・・