食物は努力の結晶|4月22日のことです。
Release: 2019/04/22 Update: 2019/04/22
食物は努力の結晶
今日私どもの日々食膳にのぼる食物は、その料理法や、その食べ方や礼儀等は、何万年の昔から、何人とも計算のできぬほどのたくさんな祖先たちによって考えられ伝えられて、今日まで来ている。
人間の作り上げた文化の総決算といわねばならぬ。
一ぱいの御飯、一椀の味噌汁も、母や妻や炊事係の人たちの並々ならぬ心遣いや、百姓・商人の手数や、交通機関のお世話になっているとうだけではない。永い永い祖先以来の人たちの知識と努力の結晶であり、真心の集積である。
丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、4月22日のことです。
そういうことを日々忘れるのが問題ですね。
地震などの災害がないとすぐにそのありがたさを忘れる。
お米ひとつとっても誰かが食べてみたから今食卓にあがるだろうしそれから相当な改良を加えているからおいしくなっている。
そういうことを意識しなければいけませんね。
今日も一日がんばります。
関連コンテンツ
2月23日、丸山敏雄一日一話(幸せになるための366話)今日の言葉です。 仕事のないほど苦しい事はない。この体験をしみじみと身に体得したのは、私の一年二ヶ月の鉄窓生活だった。 ガチャンと扉が閉められる…
交渉の心構え 一つの使命を持った交渉にあたるときは、その目的をしっかりと肚にいれることが第一そういう目的のために行うことを、準備する。そうしてすっかり忘れる。 向こうについたときは、「なんのために来た…
生きているとは 命は、目に見えぬ世界で、宇宙の本体と通じている。早い話が、人間一人ひとりは、電灯のようなものと思えないだろうか。ポツリと一つ光っているように見えるが、その実、電線で発電所と連絡されてい…
交渉の心構え 一つの使命を持った交渉にあたるときは、その目的をしっかりと肚にいれることが第一そういう目的のために行うことを、準備する。そうしてすっかり忘れる。 向こうについたときは、「なんのために来た…
私の職場 今日一日の私の個性をことごとく、人類の幸福のため世界文化のため有らんかぎりに燃やしたてるのはその職場のほかにないと思うと、おのずからえりを正す気持ちになる。進み勇んで、さっと入って行く、私の…