古人を友とする|8月17日のことです。
Release: 2018/08/17 Update: 2018/08/17
古人を友とする
私はだれでも得られる良友を、諸友にお勧め致したいのです。これは、古人を伴とするのです。
一貫不断の努力をつづけて一事に達した人々の伝記は、時の古今をとわず、所の東西をとわず。皆私どもを励まし、戒め、教え、導てくれる良友であります。
また常に自分の競争相手を持ち、互いに負け劣らじと鍛錬努力致しますことこそ、良友に依って得られる進歩の要素の一つであります。
かくして、良友は常に一日の長でなければなりません。
8月17日、丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、今日の言葉です。
結構伝記が私は好きだったのですが最近はもっぱらビジネス書のようなものが多いか論語の解説などが多いですね。
少し伝記も読まなければなりませんね。
最近では”士魂商才の経営者出光佐三語禄”だったように思います。
とても伝記の人物を友とは呼べませんが、伝記になるような人物というのだいたい何かを貫いた人のようにも思います。
こんな風になりたいとかこんな風に生きたいと思うことは大切です。
平凡な人生はないということで読むと元気がでますよね。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
成功者を支える妻 貧乏画家、池大雅の家に来客がとまった。夜半、別室で紙がガチャガチャと鳴る音がする。 翌朝たずね聞くと、夫婦の休むフトンがないので画の用紙をかさねて、その中にもぐりこんでいたのである。…
農は国の本 我が国で「農は国の本」だと言ったのは、百姓が食物を作り出すからというだけでなく、百姓が真の働きをする純情の人を作るからである。 自然は大まかのようだが、これに立ち返ったとき、小知恵やトリッ…
どんな食物でも、一度我が食膳に上がった以上は、”今日一日の私の命の糧”と有難く思って、あれこれ好ききらいせず、何でも喜んで感謝して食べることが、自然にして当然のことである。 炊事した人が子供たちに、夫…
耳という心の関門 聞えぬことを無理に聞こうとして、聞き耳を立てたり、また聞いても聞かぬふりをしたり、耳をとおしてわが心を偽ることは皆、耳の機能をにぶらせ、耳を聞えなくすることである。 「風疎竹に来る …
言葉を練る どうしたならば、言葉が本来の威力を発動してくるのであろうか。 言葉も、これを知っただけで、なまはんかに使ったのでは、まだ借りものでしかない。 何度も何度もつかって、つかって、使いこなして、…