志は気の師なり|2月8日のことです。
Release: 2019/02/09 Update: 2019/02/09
志は気の師なり
夫れ志は気の師なり、気は体の充なり。夫れ志いたれば気次ぐ。(公孫丑上二章)
それこころざしはきのすいなり、きはからだのじゅうなり。それこころざしいたればきつぐ。(こうそんいかみにしょう)
【訳】
気は気力を左右するものである。また、気力は肉体に充ちるものである。だから、志がしっかりと確立すれば、気力はそれに従ってくるものである。
〇松陰は、「学問の上で大いに忌むべきことは、やったりやらなかったりである。やったりやらなかったりでは、物事が成就することはない。束の間もこの志をいい加減にしないことを、その志を持するという」と記している。
2月8日、孟子一日一言の言葉です。
まず強い志を持つ。
いつの時代の目標設定が大切だという証明ですね。
志は目標ともいえると思います。または夢。
こうなりたいと強く思う。
でも自分だけのことではこれまた難しい。
常に志を忘れずに続けることは大事なんですね。
今日も一日がんばります。
関連コンテンツ
敢へて諸侯に見えざるは礼なり 国に在るを市井の臣と曰ひ、野に在るを草莽の臣と曰ふ。(中略)敢へて諸侯に見えざるは礼なり。(万章下七章) 【訳】 まだ仕官していない人で、都に住んでいるものを市井の臣とい…
惟だ仁者は宜しく高位に在るべし 惟だ仁者は宜しく高位に在るべし。不仁にして高位に在るは、是れ其の悪を衆に播するなり。(離婁上首章) ただ、じんしゃはこういにあるべし。ふじんにしてこういにあるは、これそ…
君を軽しと為す 民を貴しと為す。社稷之れに次ぎ、君を軽しと為す。(尽心下十四章) たみをたっとしとなす。しゃしょくこれにつぎ、きみをかろしとなす。(じんしんしもじゅうよんしょう) 【訳】 国家とって人…
教ふるに人倫を以て 人の道あるや、飽食暖衣、逸居して教なければ、則ち禽獣に近し。聖人之れを憂ふるあり、契をして司徒たらしめる教ふるに人倫を以てして、父子親あり、君臣義あり、夫婦別あり、長幼序あり、朋友…
夫れ道は一のみ。(滕文公上首章) それみちはいつのみ。(とうぶんこうじょうしゅしょう) 【訳】 そもそも道というものは一つである(堯や舜のような聖人の道も我々凡人のそれも一つである。善なる本性のままに…