書は精神の表徴|6月13日のことです
Release: 2019/06/13 Update: 2019/06/13
書は精神の表徴
書道における姿勢は、単に字を書くときの身体の恰好だけでなく、文字となって表れるその人の精神の表徴であり、文字にあらわれる至誠の源泉であり、美的情操の凝りみちて、まさに発動しようとする充実の極点です。
その人のこの姿勢に籠りみちた精神が、書にかかれてゆくのであり、姿勢の根元(実は本体)である心が文字となるものですから、書を正しく書くには、どうしても、姿勢を正さないわけにはいかないのです。姿勢を正すということは、実は心を正すということです。
6月13日、丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、今日の言葉です。
姿勢を正すは心を正す。
いい言葉ですね。
書道や歌を読んだり書いたりはしませんが何かに打ち込むことは大事なことです。
日本の良き文化を残していただきたいものです。
今日も一日がんばります。
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