行きづまりは岐れ路|1月28日のことです。
Release: 2019/01/29 Update: 2019/01/29
行きづまりは岐れ路
行きづまりに出あいました時が、芸能の成るか成らぬかの岐れ路です。と同時に、新しい境地に進む一歩手前なのです。
掴んだ境地に満足していたら、進歩の見こみはないのです。一たん進み得た境地も満足できなくなる、そこに進歩があるのです。
そうした苦しみの中にありましても、ひたすらに勉強を続けるうちに、豁然として新しい境地が開けてまいります。
行きづまっては打開し、進み進んでまいりますと、ここに、一生涯、離れることのできない芸術の境地に至るのです。
丸山敏雄一日一話(幸せになるための366話)1月28日の言葉です。
仕事というものには本当に満足というものがありませんね。
求めればきりがないほどに新たなことが生まれてきます。
生涯この気持ちでいることが大事なんだと思います。
考える頭をもつことは大切なことですね。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
窮すれば通ず 事業の上でも経済の上でも、その他奇禍にあった場合でも、恐れ、憂え、怒り、急ぎ等々の私情雑念をさっぱりと捨てて、運を天に任せる明朗闊達な心境に達した時、必ず危難をのがれることが出来る。 見…
道義の枢軸は家庭 道義の出発は個に立つが、その「場」は家庭である。上に向かっての「敬」の徳は、子が親を敬するに始まり、下に向かっての「慈」は、親が子にそそぐ情から始まる。そして限りなく上に、または下に…
生命力を信じる 病気というものは、その人以外に、何人もそれをよくしてやれるものではない。己の、生命力が、盛んになる生きる力が、自分で、よくなるのである。 自分を信ぜず、偉大なる大生命を信ぜず知らず、ま…
他界の太陽 物がそのままの相(すがた)にある。これを存在という。存在の動(積極)の面、これを「はたらき」といい、静(消極)のがわ、これを「やすらい」という。 「はたらき」の目標がきまり、軌道に乗った態…
命名の意義 わが国では、昔から、造った品に名をつけていました。刀で申しますと、「菊一文字」とか、「浪切丸」とかいうのがあります。 人間の名づけは、元服の式、命名の式になります。一人前になったという印に…