金のひも|9月3日のことです。
Release: 2018/09/03 Update: 2018/09/03
金のひも
敬と愛とは、人を結びつける金のひもであります。
この美しい情が、まず一日の心の交流の始めとして交わされるのが、朝のあいさつであります。結びおさめされるのが、夜のあいさつであります。
そう自覚して、心から頭を下げる、言葉を交わす。その時、あたかも煙突の掃除をしたように、子の至情は親に通じ、親の愛情はその子に流れ伝わって―(それはたとえ父母の死後でも同じこと)―一家の上下につなぐ強い力となってくるものであります。
9月3日、丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、今日の言葉です。
おはようございます。おやすみなさい。
しっかりと言っているでしょうか。
いけませんね。
会社や外ではしっかりと意識していても家でちゃんとしていないと。
全ての基本は朝の家庭での挨拶ですね。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
半杓の水で 心すべきは水を粗末にせぬということです。 ある高僧は、ひしゃくに河水をくみ、半杓をもって朝の洗面をすまし、残りの半杓は、ていねいに川にもどしたと申します。 今、福井県永平寺に参拝致しますと…
人は人、自分は自分と別々のいきものだと考えるところに、人の世のいろいろの不幸がきざす。 実は人はわが鏡である。自分の心を映す映像にすぎぬ。 親子、夫婦、交友、隣人、すべてわが鏡であって、わが心のままに…
水使いを嫌うな 私が中学校長をしていた或るクラスに有名なシモヤケのひどい生徒がいた。 ある寒風の吹く日、生徒が教室で掃除をしている。はいって行くとそのシモヤケの生徒がいる。見ると雑巾を二本の棒ではさん…
現在に生きる 人は常に、現在の一瞬に生きている。そのほかは我はなく、これを外しては人生はない。 過去はすぎさった現在であり。未来は来ようとする現在である。ただ今に生きる、これが人生である。 現在の一瞬…
子は親の心の実演 子供は親そのままである。顔形から、身ぶりから、言語の言いぶりから、くせに到るまで・・。 だから子供の手が負えぬ、悪くて困るという時、その原因はことごとく両親にあると知って、自分を改め…