月を見る心|9月20日のことです。
Release: 2018/09/23 Update: 2018/09/23
月を見る心
十六夜、立待ち、居待ちと、半月もよく、弦月もよい。糸のような月が高杉の秀にかかった風情は、言葉にあらわされない。
しかし、月のその一面を常に地球に向け、太陽光線を受けて常にその反面が光って明るいので、地球上から見たところが、欠けたり満ちたりするだけで、本物の月には何の変化もない。欠けも、満ちも、まして憂いも、悲しみも、よろこびも。
ただ月を見る人の心が、千々に波うち、異なるだけである。
9月20日、丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、今日の言葉です。
9月というのは空が幻想的ですてきな感じはしています。
そういうことを感じられるような少しのゆったりした時間を作らなければいけませんね。
しかし、そういう時間もいずれは作れる時間だと思いますので今は一生懸命に働くしかありません。
学び実践するその間のひとときこういう心持ちいられる時に感じることにします。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
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