生きていることは恵み|10月14日のことです。
Release: 2018/10/14 Update: 2018/10/14
生きていることは恵み
世に喜びは多い。しかし「はたらき」の喜び、働く場所を得たよろこび、はたらきの自覚を得た喜び、これにまさる至純至高の歓喜はない。
私は一年半の独居静座の行によって、これを悟ったとき、一切の雑念が消え失せた。
生きていることが、すでに恵み、すでに歓喜である。
これまで人のいう「悩みの人生」とは実は、虚偽であり仮装である。まことに「人生は歓喜のルツボ」である。
10月14日、丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、今日の言葉です。
はたらきを失ったとき、もしくは働くことが出来なくなったとき、これは人の役に立てなくなった時です。
それはとても悲しいし生きている間ははたらきたいものです。
ここでいう丸山敏雄先生の言葉は非常に感じるものがあります。
生きて働く。働いて生きる。
どちらにしても何かしら役に立っていたい。
そのためには健康でなければいけませんね。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
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