真実は心の中にあり|10月3日のことです。
Release: 2018/10/03 Update: 2018/10/03
真実は心の中にあり
物は、一つの所につかまって、そこだけ見ては、ほんとうの事はわからぬ。「井の中のかわず」とか、「針の穴から天をのぞく」とか言うのは、そのことであろう。
高い所の上がって見下ろしてみる。万事のんきである、心きまれば問題はない。
真実は、物そのもの、事そのことの中にあるのではない、実は自分の心の中にあるのである。
一歩退いてみよ。あれがいけない、これが悪いと思ったその種子は、その人や物にあるのではなくて、自分にあるのだ。
10月3日、丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、今日の言葉です。
あれが悪い、あれがいけない。
本当に自分すぐこの状態になりながら、ハっと気づく。
全部自分の中にある。その通りです。
どんなに言葉上手になってもそれがただ人に正論をぶつけてやり込めるのではいけませんね。
一歩退けというはそのことですね。全部自分の中にありますね。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
永い目で広く世の中を見ていると、能ある人は隅にかくれてはいない、つまらぬ人間が高給はとらぬ。必ず自然にその人に適するように定まるものである。 少なくとも就職の当初は、これに満足しており、喜びをもってい…
明日は必ずくる 一時の苦しみ、しばしの痛み、それは更に大きく、いよいよ健康に進み高まるための、しばしのくらがりである。これが去ったとき、夜あけのような光明の舞台が開ける。雨後のような晴ればれしさがめぐ…
芸道については、どんなことを学ぶにしても、まず大切なことは姿勢です。 剣道、柔道、弓道など日本に古くから伝来した武道はもちろんのこと、近頃盛んになったスポーツも、茶の湯・生花・音楽など、皆姿勢がやかま…
本業の覚悟 自分の生命をかけての本業、これはたとえどんなことがあっても微動だもしてはならぬ。すべての勢力を傾け、研究をつくし、身をもって実行して、これについての勉強ぶりは天下何人にもひけをとらぬ、とい…
芸は心を正す 心は形がありません。見えもしなければ捕えることもできません。いつもいつも変化して、全く始末におえぬものです。 これを捕えるには何かいれものがいるのであります。一度芸術といういれものに捕え…