私の職場|9月13日のことです
Release: 2019/09/13 Update: 2019/09/13
私の職場
今日一日の私の個性をことごとく、人類の幸福のため世界文化のため有らんかぎりに燃やしたてるのはその職場のほかにないと思うと、おのずからえりを正す気持ちになる。進み勇んで、さっと入って行く、私の職場、いのちの職場、魂の殿堂。
ある人は、鵠沼に住宅がある。会社は日本橋、片道一時間余りもかかるのであるが、何か感じることがあって、会社で一ばん早く出勤しようと思いたち、皆の来る頃までに掃除をした。
それから何日か経つうち、社内の空気は一新された、その人は社長であった。
9月13日、丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、今日の言葉です。
職場をそのように捉えることもまた大事なんでしょうね。
ピリッと引き締まる感覚。
実際あると思います。
朝の時間は掃除などにあてた方がいいのですが思わず仕事をしてしまいます。
小企業で経営者が一番に来ないというのはむしろ問題だと思います。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
武士道が育んだ文化 我が国の歴史上に、いわゆる中世という七百年、この時代は中堅階級の武士であったが、彼らは堅固な道義を築きあげて、社会生活をもちつづけたばかりでなく、日本文化の精髄を磨き出した。これは…
いわゆる人生の四苦の第一、肉体の苦痛は、精神のゆがみ、生活の不自然の影にすぎぬ。 第二、物質についての悩みは、いやしい欲心のかたまりの反映である。物の欠乏は、心の欠乏の影である。 第三、他人にこうあっ…
月を見る心 十六夜、立待ち、居待ちと、半月もよく、弦月もよい。糸のような月が高杉の秀にかかった風情は、言葉にあらわされない。 しかし、月のその一面を常に地球に向け、太陽光線を受けて常にその反面が光って…
正常心 動物は、本能によって、異常な働きをする。暗夜に物につき当らぬ。渡り鳥が、その方向を間違えぬ。 人は、そもそもそうした本心を持っているのであるが、我がままに堕して、そうした能力を失ってしまった。…
腰を据えて取り組む 機械が故障してどうにもならぬとき、決死の至誠をもってこれに当たる人が出てきますと、みごとに直る。 いくら手をつくしても、どうにも動かぬという機械が、これに当たる人の心を改めてやり直…