腰を据えて取り組む|4月25日のことです。
Release: 2019/04/27 Update: 2019/04/27
腰を据えて取り組む
機械が故障してどうにもならぬとき、決死の至誠をもってこれに当たる人が出てきますと、みごとに直る。
いくら手をつくしても、どうにも動かぬという機械が、これに当たる人の心を改めてやり直すことによって、すらすら動きはじめたという体験は、枚挙にいとまがないほど出ております。
仕事について、飯を食うためのものというだけでなく、信念をもって、どっかとその仕事の前に坐り込んでやっていただきたいと思うのであります。
丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、4月25日の言葉です。
機械についてはまさにこの通りだと思います。
しっかりと整備して心を尽くすときに初めて自分のものなる。
道具があっての仕事です。
モノづくりには欠かさせない心ですね。
今日も一日がんばります。
関連コンテンツ
陰のかまえ 陰のかまえというのは、一切を受け容れて、対立しない。すべての我を与えて、我なき心境、これは存在の窮極である。 対者がなくなるので、全一におり、統体の真に還る。すべてが我となって、すべてが身…
人の生命を神にうけているが、一度生まれれば、各々の自性をうけて自由となる。この自由は、舞台における俳優の自由である。 人生は演劇である。劇作家、監督、演出、それはただ一人でかねていて、到らぬくまもなく…
明るい心で堂々と 後ろ向きに歩くから、溝に落ちるのである。先々を恐れるから、憂えるその心の影が、わるいこと苦しいことを招きよせる。 「貧するから鈍する」のである。 「希望は心の太陽である」。日が昇れば…
水とともに生きる 水を粗末にせぬこと。これが人のたしなみとして、どれほど大切なことかもしれません。恵まれ過ぎた私どもは、豊かな水、美しい水を、あたりまえと思って、永い間くみ上げ、くみしててきました。…
体を動かす 健康な人を見るがよい。朝早く起きるとか、夜はささっとねるとか、むちゃ食いむちゃ遊びをせぬとか、あんまり腹もたてぬ、物事を苦にせぬ、思ったことはすっぱり言ってのけるとか、じっとしている事がき…