自然を畏れる|4月24日のことです。
Release: 2019/04/27 Update: 2019/04/27
自然を畏れる
この世の中で、恐るべき威力をもって人を幸福に導き、また不幸に落とし入れるものは、人でもなく、ただの物でもなく、偉大なる自然現象であった。
人が生きる上に最も大きい働きをし、人を生かしているのは、太陽である。
これを畏れ、親しみ、感謝してゆくことが、倫理の出発である。
自然現象に対した時、人がはじめて、すなおになる。すなおが倫理の出発である。
丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、4月24日の言葉です。
自然現象は人間にはどうすることもできない大きな力をもっている。
それは地震や台風など災害が多い日本人は身をもって体験するところですね。
すなおに受け入れ感謝する心が大切ですね。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
ほんとうの働きとは 生きているということは、動いているといことである。 動くのは、働くのである。その働きが、運動が、雑であるときは、はたらきと見える。 ああ今日は働いているな、という間は、まだなまける…
愛和が進歩を生む 愛和の真心からした事でなければ、よい結果は生まれない。涙のムチによらないければ、人を改めさすことはできない。 そしてまことの愛和の人は、己の何物にもみをつけず、何の私欲をもたず、ただ…
命名の意義 わが国では、昔から、造った品に名をつけていました。刀で申しますと、「菊一文字」とか、「浪切丸」とかいうのがあります。 人間の名づけは、元服の式、命名の式になります。一人前になったという印に…
関西のある町に、銭湯を業としている方がありました。「どうしたならば、”日本一の気持ちのよいお風呂”と皆さん喜ばれるか」と心をくだいた結果、まず、一番に掃除をはじめました。 このほかに気をつけていること…
食物は努力の結晶 今日私どもの日々食膳にのぼる食物は、その料理法や、その食べ方や礼儀等は、何万年の昔から、何人とも計算のできぬほどのたくさんな祖先たちによって考えられ伝えられて、今日まで来ている。 人…