至誠にして動かざる者は未だ之れあらざるなり|5月3日のことです。
Release: 2018/05/03 Update: 2018/05/03
至誠にして動かざる者は未だ之れあらざるなり
至誠にして動かざる者は未だ之れあらざるなり。(離婁上十二章)
しせいにしてうごかざるはいまだこれあらざるなり。(りろうかみだいじゅうにしょう)
【訳】
至誠(まごころ)を尽して天下を感動させないものはない。
〇松陰は、「誠とは、その智と行とが、意志を用いなくても自然に誠そのものがあるとうことであり、誠を思うとは、その智と行とが誠でありたいと思うことである」と記している。
[川口註ー松陰が最後の江戸行の際、この言葉を松下村塾の門下生に書き残し、また、『護身の符』としたことは有名である。]
孟子一日一言、5月3日の言葉です。
有名言葉ですし力強さを感じます。
人を動かすような言葉を残すとうのは簡単ではありませんね。
吉田松陰先生はこの言葉をとても大事されていたんですね。
そういう言葉でモチベーションはあがりますね。
至誠を目指して日々精進ですね。
今日も一日がんばります。
関連コンテンツ
利は善との間なり 鶏鳴きて起き孳々として善を為す者は舜の徒なり。鶏鳴きて起き孳々として利を為す者は蹠との分を知らんと欲せば、他なし、利と善との間なり。(尽心上二十五章) けいなきておきししとしてぜんを…
巡狩 天子の諸侯に適くを巡狩と曰ふ。(告子下七章) てんしのしょこうにゆくをじゅんしゅという。(こくししもななしょう) 【訳】 天子が諸侯の領地を巡視することを巡狩という。 〇松陰は、「時勢を得て、我…
意を以て志を逆ふ 詩を説く者は、文を以て辞を害せず、辞を以て志を害せず、意を以て志を逆ふ。是れ之れを得たりと為す。(万章上四章) しをとくものは、ぶんをもってじをがいせず、じをもってこころざしをがいせ…
華周・妃梁の妻ー国俗を変ず 昔者王豹、淇に処りて河西善く謳ひ、緜駒、高唐に処りて齊右善く歌ふ。華周・妃梁の妻は善く其の夫を哭して国俗を変ず。これを内に有すれば必ずこれを外に形す。其の事を為して其の功な…
諸侯の宝―土地と人民と政事諸侯の宝は三、土地と人民と政事なり。珠玉を宝とする者は殃必ず身に及ぶ。(尽心下二十八章)しょこうのたからはみっつ、とちとじんみんとせいじなり。しゅぎょくをたからとするものはわ…