雑務は心がつくる
Release: 2022/09/09 Update: 2022/09/09
雑務は心がつくる
雑務という言葉は、私達のよく耳にする言葉ですが、「一言もってその人を知る」とは、まさにこのような場合にも当てはまるかと思うほどです。それというのも、その人自身それを雑務と思うが故に雑務となるのであって、もしその人が、それをもって自分の修養の根本義だと考えたならば、下手な座禅などするより、遥かに深い意味を持ってくるでしょう。【177】
#修身教授録一日一言 #森信三 #毎日投稿 #日常 #毎日ブログ #毎日更新
仕事の処理という頭の痛い問題を解決してくる大事な章です。
とにかくすぐに手つけて70点でいいから一気に進めることが大切。
これをやれる人間になりたいものです。
人間の生活そのものが仕事の連続だと教授はいいます。
優れた人ほど仕事が多い。
あれもこれも仕事ですね。
修養するゆえんすら仕事のため。
たしかにそうです。
出来ない自分を鼓舞してすぐにやることでたくさんのストレスからも解放されるでしょうね。
がんばっていきたいものです。
関連コンテンツ
実践して分かること 廊下の紙屑というものは、それを見つけた人が拾ってやるまで、いつまでそこに待っているものです。もっともこれは、紙屑を拾うように努めている人だけが知っていることなんですが。このように世…
人間の正味三十年 人間の一生は、相当長く見積もっても、まず七十歳前後というところでしょうが、しかしその人の真に活動する正味ということになると、まず三十年そこそこのものと思わねばならぬでしょう。一口に三…
幸いにも、修行期の良寛の心構えが、いかにきびしく、かつ細やかだったかということを窺うべき、一つの手掛りがあるのです。それは「良寛禅師戒語」と呼ばれるものです。何歳頃にできたものか、おそらく相当の年配…
人間教育の基盤は家庭教育にあり、その家庭教育の根本は実に「躾け」にある。 #運命を創る100の金言 #森信三 家庭での教育の根本は何か、やはり親の生活態度しかないように感じます。 しかしこ…
そもそも気品というものは、ある意味からは、人間の値打のすべてを言い表すと言ってもよいでしょう。人間の人格的価値を言い表す上において、この気品という言葉ほど適当なものは、ちょっと外にはないでしょう。…