こせつかない
Release: 2022/06/19 Update: 2022/06/19
こせつかない
すべての偉大なものは、自ら出来上がるものであって、あまりにも早くからこせつきますと、大きな実りはできにくいものであります。【189】
#修身教授録一日一言 #森信三 #毎日投稿 #日常 #毎日ブログ #毎日更新
自分の強みなどを自分で自覚してそれを若いうちから強化する必要はないということでしょうね。
自然となんとなくで良いのでしょう。
しかし、それには出来る時期に出来ることをしっかりと行うことが大切なことなんでしょうね。
学生時代には学生時代にしか出来ないことを精一杯やるということですね。
そうなると何をやるべきかはおのずとはっきりしているわけですが過ぎてからでは何事も時間のかかることです。
そうなりましと今の自分が有効に時間を使っているのかというのは反省材料になってきます。
とにかく過ぎようが過ぎまいが人生は二度とくりかえすことは出来ませんね。
関連コンテンツ
六十以後が勝負 人間というものは、自分がかつての日の同級生なんかが、どんな立派な地位につこうが少しもあわてず、悠々として、六十以後になってから、後悔しないような道を歩む心構えが大切です。知事だの大学教…
今かりに人生を山登りに喩えますと、四十歳はちょうど山の頂のようなもので、山の頂に立って見ますと、わが来し方も、初めてしみじみと振り返って見ることができると共に、また後半生をいかに生きたらよいかというこ…
自己の天分を発揮する① 自己の天分を発揮するということですが、この天分の発揮ということは、実は単に自分のことだけを考えていたんでは、真実にはできないことであります。すなわち人間のの天分というものは、単…
かくして情熱というものは、人間の偉大さを形づくりところの素材であり、その基礎と言ってもよいでしょう。したがってまた初めから情熱のない干からびたような無力な人間は、いわば胡瓜のうらなり見たいなもので、…
生活の鍛錬 このようなことは、またわれわれ人間の世界についても言えるようであります。すなわち一人の優れた人格というものは、決して生やさしいことでできるものではありません。その人が、現実生活においてなめ…