よいものは栄える|4月12日のことです。
Release: 2019/04/12 Update: 2019/04/12
よいものは栄える
社会は一つのもの(全一統体)として、一つの目的(すすみ、栄え、太る)に進行をつづけて一日も一分も止みません。ですから、これに追いつて行くものは栄え、反抗するものはだめになるでしょう。
稲や麦でも、よい種類は栄える。商売にしても、うまい物・やすい物を売る商店が栄える。
この道理ははらの底から悟りきって、世のため人のために一円の金銭でも一枚の紙でも喜んで大切につかう人、これこそ金持ち心理に徹した人、おのずからにめぐまれ尊ばれる人であります。
丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、4月12日の言葉です。
ものの道理というのは決まっている。
たしかにそうだなぁと思います。
商売はだれかの役に立つものが売れる。
世のため人のためになるものは向うから買ってくれて値段も気にしないで感謝される。
それを探し続けることが大事なんだと思います。
時代の変化に対応しつつ
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
ものの命を生かす 時計ができあがると、一つの命を持ちます。使う人がそのつもりで使わなくてはならないのです。 自分の周囲にあるものすべて、工人農人のまごころによってつくられたものと思って、そのものの生命…
柳は緑、花は紅 お堀端に、柳の糸が春風に吹かれて、薄緑の若芽をしなやかに波打たせる。花屋のウインドーには、真赤なガーベラの花が束ねられて、花瓶にさしてある。「柳は緑、花は紅」 もともと物そのものは、美…
女性は平和の神 女性の陰の徳は、地上一切の争いをたちどころに和め、人類の闘争のすべてを静める不可思議の力である。 あらあらしい男たちが、どんなにさわいでいても、乱れていても、そこに一人の女性があらわれ…
いつも私の悪口をいう人がある。一度聞きたいろ思うが、真実はわからぬ。 まってくれよ、それがもし、事実とすれば、その人の方が正しい。もしまた事実でない悪宣伝をしているとしたら、向こう様こそまちがいである…
ツバメは春きて、軒端に巣を作り、子を育てて、秋には南に飛んでいく。ミツバチは一団の社会を作って、けんかもしない。どのツバメは不幸でどのミツバチは幸福ということはない。 そうした中に、人間の社会だけは、…