万物は元にもどる|6月9日のことです。
Release: 2019/06/10 Update: 2019/06/10
万物は元にもどる
宇宙はそのままで完全である。この全さを、いよいよ明らかにするため、欠け目ができる。しかし、欠け目は必ず元にかえる。
世は、歓楽の交響、光の映発でみちみちている。その喜びを真実にするために苦難があり、光を明らかにするために陰ができる。しかし、苦難や陰影は本物ではない。さわやかな夏の朝、蓮池の広いまろ葉のまん中に、すきとおった露の真玉が宿っている。草の穂をぬいて、その玉をゆがめる。草をはなすと、すぐに元にかえる。一切の本質にかえる。万物は元にもどる。
6月9日、丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、今日の言葉です。
そのままの状態で完全。
今現在の状態で完全ということでしょうか。
実際のところ完全か完全じゃないかも自分が決めることですね。
宇宙や世界はだれかが死んでも生まれても何も変わらない。
それが真理ということなんでしょうね。
元に戻る力を止めることはできませんね。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
水を澄ますのは水 よい香をかげば、心は朗らかになり、曇天には、頭が重い。よい家に住むと、こせこせしなくなる。 物質が心に及ぼす影響は肉体に及ぶが、物は或るところ迄行くと、何の効力をも持たない。 もし”…
「しつけの三原則」 一、朝、必ず親に挨拶する子にすること 一、親に呼ばれたら必ず、「ハイ」とハッキリ返事のできる子にすること 一、ハキモノを脱いだら、必ずそろえ、席を立ったら必ずイスを入れる子にするこ…
葵丘の会 葵丘の会。(告子下七章) ききゅうの会。(こくししもななしょう) 【訳】 (齊の桓公が盟主として諸侯を招集した)葵丘の会儀。 〇松陰は、「葵丘の会議における五ヶ条の盟約には、一つとして王事、…
読書についての要諦は、感動にあたいする書物を、全生命力を集中して一気呵成的に読みぬくことではないかと思う。そしてそれには、それだけわが心を惹き、わが心を吸引する力を持った書物でなくてはできがたい。とな…
苦労の注意点 苦労ということについて、気をつけねばならぬのは、なるほど人間は、苦労によってその甘さとお目出たさとはとれましょうが、しかしうっかりすると、人間がひねくれたり冷たくなる危険があるわけです。…