中心より面目に達す|3月30日のことです。
Release: 2018/03/30 Update: 2018/03/30
蓋し帰りて虆梩を反して之れを掩へり。之れを掩へること誠に是ならば、則考子仁人其の親を掩ふことも亦必ず道あらん。(滕文公上五章)
けだしかえりてるいりをはんしてこれをおおえり。これをおおへることまことにぜならば、すなわちこうしじんじんのそのおやをおおうこともまたかならずみちあらん。(とうぶんこうかみだいごしょう)
3月30日の孟子一日一言です。
【訳】
そこで、急いで我が家に帰り、土籠などで土を運んできて、その死骸を掩い隠した(これが埋葬の始まりである)このやり方が道理にかなったよいことだとすれば、後世の考子や仁者がその親を手厚く葬ることも、また当然の道理であろう。
〇松陰は、「人情というものは愚直であることを大切にするものである。愚直であればあるほど、人情は大切になる」と記してしる。
人というのは動物とは違うということの証でもあると思います。
戦争などをして争ったりす反面、親を大切にして埋葬したりする。
人間とはやはり心があるから考えて行動してくのでしょうね。
人である以上は考えて生きるのが当たりませだと感じますが道理というものはやはりあるんだなぁと感じました。
今日も一日がんばります。
関連コンテンツ
去・徙 罪なくして士を殺さば則ち大夫を以て去るべく、罪なくして民を戮せば則ち士以て徙るべし。(離婁下四章) つみなくしてしをころさばすなわちたいふもってさるべく、つみなくしてたみをりくせばすなわちしも…
水を澄ますのは水 よい香をかげば、心は朗らかになり、曇天には、頭が重い。よい家に住むと、こせこせしなくなる。 物質が心に及ぼす影響は肉体に及ぶが、物は或るところ迄行くと、何の効力をも持たない。 もし”…
良能・良知 人の学ばずして能くする所のものは、その良能なり。慮らずして知る所のものは、其の良知なり。(尽心上十五章) ひとのまなばずしてよくするところのものは、そのりょうのうなり。おもんばからずしてし…
仁とは人なり 仁とは人なり。合わせて之れを言へば道なり。(尽心下六章) じんとはひとなり。あわせていえばみちなり。(じんしんしもじゅうろくしょう) 【訳】 仁とは人の人たる徳である。この人徳を行うのは…
養ふ所以のものと知る 拱把の桐梓は人苟も之れを生(長)ぜんと欲すれば、皆之れを養ふ所以のものと知る。(告子上十三章) きょうはのどうしはひといやしくもこれをしょうぜんとほっすれば、みなこれをやしなうゆ…