二人に弈を誨へしむ|8月17日のことです。
二人に弈を誨へしむ
弈秋そして二人に弈を誨へしむ(告子上九章)
えきしゅうをしてにたりにえきをおしえしむ。(こくしかみきゅうしょう)
【訳】
(国内一の名人の)秋に、二人の弟子に囲碁を教えさせることにしよう。
〇松陰は、これに続いて孟子が語る『一人は一心不乱に秋の教えを聞いた。一人は聞いてはいるが、内心では他のことを考えていた。これでは一緒に学んでも後者は前者にとても及ばないであろう』というたとえ話について、「とても適切である。専念すかしないかによって学問の成果に差が生じる。反復して心に刻み、志を奮い立たせるとよい』と記している。
8月17日、孟子一日一言の言葉です。
これはとても自分にも言えることです。
顔も体も向かっているのに頭が違うことを考えているということがあります。
この文章を打っている時ですら違うことが考えられるんです。
これはどういうことかと思う時もあります。
書くという行為、打つという行為、読むという行為、話すという行為。
このどの時でも頭と体は別にすることができる。
逆にこれは凄いと思ったりもします。
しかし、これは本来の目的がずれてくるからこうなるんだとも思います。
集中が大切ですね。
今日も一日がんばります。