人を知る
Release: 2023/01/13 Update: 2023/01/13
人を知る
われわれ凡人には、いかに優れた方でも、まず十年くらい私淑しないことには、その方の真のお偉さを知ることはできないようです。その人の真を知るとは、その方の現在わが国における位置を知るのみならず、さらに一歩すすめて、その方の歴史的位置を知ることです。ここまで来なければ、真にその人を知ったとは言えないでしょう。【142】
#修身教授録一日一言 #森信三 #毎日投稿 #日常 #毎日ブログ #毎日更新
十年一道と先生は言われます。
習慣化というのは、そう簡単ではありませんよね。
何かの本には習慣化が90日とかと書かれているものもあったような気もします。
90日程度で習慣化するとは私も思えないのです。
また、40歳を過ぎてからの習慣化は強制力が働くような環境を自分で求めないとさらに難しいものです。
先生の本は深く広いので恩の形而上学などはまだまだ積み読です。
十年続けられたら理解できるかもしれませんね。
関連コンテンツ
己を正しく保つ 謙遜ということは、わが身を慎んで己れを正しく保つということが、その根本精神をなすのであります。つまりいかなる相手に対しても、常に相手との正しい関係において、自己を取り失わぬことです。す…
この「葉隠」という書物は、佐賀の鍋島藩の武士道を説いたものです。 「武士道とは死ぬことと見付けたり」という言葉が最初出てくることで有名です。すなわち武士道の極意は、常に死の覚悟をしていることが第一だと…
いかなる事情がありましょうとも父親軽視の種まきだけは絶対にいけません。と申しますのもわが子が「父親軽視」になり、やがて「父親」に対する不信感に陥りますと、わが子を根本的に駄目にしてしまうからです。 #…
階段を登る工夫②さりげなく この辺の趣が分からなくては、その人の人生もまだ本格的に軌道に乗ったとは言えないでしょう。そこでまたお互い人間は、逆境の時でも、はたの人から見て、苦しそうに過ごすものではない…
一人の人間が亡くなるということは、言うまでもなく非常に悲しい出来事であります。そこで生前故人と親しい関係にあった者としては、いろいろと故人のために尽くす途を考えるべきでしょう。そしてその途にもいろい…