人生の意義②力を出し切る
Release: 2022/08/02 Update: 2022/08/02
人生の意義②力を出し切る
自分が天からうけた力の一切を、生涯かけて出し切るところに、初めて、小は小なりに、大は大なりに、国家社会のお役にも立ち得るわけで、人生の意義といっても、結局はこの外にはないと言えましょう。【52】
「子曰く、吾れ十有五にして学に志す。三十にして立つ。四十にして惑わず。五十にして天命を知る。六十にして耳順う。七十にして心の欲するところに従い矩を超えず。」
この学というのは単純な勉強ではなく、大学の道。修己治人の道。
こういう人物はどう育てれば育つのでしょうか。
幼い時から平々凡々なではない場合がほとんどですね。
人により幸せの定義は違いますが、常にこうやって自分と向き合う人物になれるというのは大事なことです。
自分を生かし切ってないです。
だんだんと体は衰えていきますから努力が必要になってきます。
様々な実践を試みるしかないですね。
関連コンテンツ
もし諸君らにして、真の意義ある人生を送ろうとするなら、人並みの生き方をしているだけではいけないでしょう。 それには、少なくとも人の一倍半は働いて、しかも報酬は、普通の人の二割減くらいでも満足しよう…
山巓に立って分かること 人間は、どの下り坂をとるかということは、山巓に立って初めて分かるものです。諸君らに、私のこの言葉が何を意味するか分かりますか。むろん今は分からんでしょうが、もし諸君らにして、今…
真の偉人というものは、何も叱ったりなどしなくとも、人が自ら服するものであります。実際偉大な先生の、その弟子に対する深い思いやりとか慈悲心が、しだいに相手に分かりかけてくれば、叱るなどということは、まっ…
この「野口英世」(岩波書店)を読んだ人、ちょっと手を挙げてごらんなさい。実際この本には感動させられますね。つまりこの本を読むと、偉業をなしとげるような人は、どういう風格を以ているかということが、よく…
誠によって貫く 人間の真価が、本当に認められるのは、その人の死後に相違ないですが、しかもその真価は、死後にあるのではなくて、実に生前の生活そのものにあることを忘れてはならぬのです。結局一口に申せば、そ…