仁・義|7月31日のことです。
仁・義
仁は内なり、外に非ざるなり。義は外なり、内に非ざるなり。(告子上四章)
じんはうちなり、そとにあらざるなり。ぎはそとなり、うちにあらざるなり。(こくしかみよんしょう)
【訳】
(告子が言った)「仁は人間の心の中に内在するもので、決して外から押しつけられたものではない。義は物事を判断して適宣対処していくものだから、自分以外の外的条件によるもので、決して心の中に内在するものではない」と。
〇松陰は、「仁と義は同じく心の中から生ずるもので、対象によって、名前がちがうだけである。つまり、父子の間では仁といい、君臣の間では義という、いずれも、同じ一つの心からでたものである」と記している。
7月31日、孟子一日一言の言葉です。
仁も義も愛も人間としてとても大事なものであることは間違いないですね。
思いやりだったり正しき道であったり好きとか嫌いを通りこした愛だったり。
すべては心という松陰先生の言葉はその通りだと思います。
人それぞれに同じものを見ていても感じ方も違うし、それが当たり前のことで他人に強要することでもありませんね。
自分の考えを上手に表現できるようにはなりたいですね。
今日も一日がんばります。