兵を用うるの法、高陵に向うこと勿れ。丘を背にするには逆らうこと勿れ。(軍争)|4月1日
Release: 2020/04/01 Update: 2020/04/01
兵を用うるの法、高陵に向うこと勿れ。丘を背にするには逆らうこと勿れ。(軍争)
用兵之法、高陵勿向。背丘勿逆。
「戦闘上の法則には次のようなものがある。
①高地に陣取った敵を、正面から攻撃してはならない。
②丘を背にした敵を、正面から攻撃してはならない」
ここで、戦闘上の原則として、『孫子』は八項目(九としているテキストもある)列挙している。これはその第一と第二項目で、ほぼ同じことをいっている。つまり、高地の敵陣を下方からせめるのは不利だと説いている。
4月1日、孫子・呉子一日一話(兵法に学ぶ人と組織の動かし方365)の言葉です。
おはようございます。
実践的な言葉です。
高いところに陣取っている敵を下から攻撃するのは不利。
馬謖を思い出します。
高いところがいつでも有利というはわけでもないから注意は必要ですね。
今日も一日がんばります。
関連コンテンツ
好ききらいせぬこと 物は、もともと与えられぬもの。 秋の収穫、漁の大小、すべて喜ぶ。 仕入れの出来た商品(仕入れまで選択し、すこしでも良いものを得ようと努力することは、当然である)、これこそ天下一品の…
其の心に作れば其の事に害あり。其の事に作れば其の政に害あり。聖人復た起るも吾が言を易へじ。(とうぶんこうしもきゅうしょう) そのこころにおこればそのことにがいあり。そのことにおこればそのまつりごとにが…
四十までは修業時代 人間は四十までは、もっぱら修業時代と心得ねばならぬということです。現に山登りでも、山頂まではすべてが登り道です。同様に人間も、四十歳まではいわゆる潜行密用であって、すなわち地に潜ん…
わがままは朝寝から 人間が、他の動物とちがって、いろいろの不幸に出会っているのは、その元は全部、わがまま、気ままの心からです。 このわがままは、何よりもまず、朝寝から始まる、と申してよいのです。「人生…
明るい心で堂々と 後ろ向きに歩くから、溝に落ちるのである。先々を恐れるから、憂えるその心の影が、わるいこと苦しいことを招きよせる。 「貧するから鈍する」のである。 「希望は心の太陽である」。日が昇れば…