出足を早く|1月25日のことです。
Release: 2019/01/25 Update: 2019/01/25
門を出るとき、玄関を去るとき、ここに一つの引きしまりがつく。そのため多くの場合、門柱があり、看板があり、何か目じるしがある。これは、外部の人に対してだけ何か役に立つというものではない。私自らの心のくくり、それはここにあるとそう思って、後ろに向き直って一礼する。それが作法であろう。その継ぎ目、それが朝の出発であり、夕の引き上げである。出足を早く、引き足をはやく、ただしその出も引きも、作法通りルール通り一分のすきもないー見事な出馬、あざやかな引き上げ。これで、日々の仕事が完成していく。
丸山敏雄一日一話(幸せになるための366話)1月24日の言葉です。
何事にも決まりを作ってそれを実行してく。
習慣になれば問題ないことがたくさんあります。
忙しくてできないというのはまだまだ習慣となっていないことです。
挨拶や礼というのが大事というのは理由があるからだと思います。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
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