反りみてこれを己れに求む|4月24日のことです。
Release: 2018/04/24 Update: 2018/04/24
反りみてこれを己れに求む
反りみてこれを己れに求む。(離婁上四章)
かえりみてこれをおのれにもとむ。(りろうかみよんしょう)
【訳】
(自分の行為が思うような結果とならない時には)己を反省して、原因をよく考えてみるがよい。
4月24日、孟子一日一言です。
自分の思った通りにならないことだらけです。
どんなに正論を通しても人は動かないし、自分も動いていない時もあります。
自分を反省してどこがいけなかったのかを十分に考えてみることが大切です。
流されて仕事をしていないか。先のことを考えているか。
目標をしっかり定めているか。
自分を反省していかなければいけませんね。
すべては自分のことですから。
今日も一日がんばります。
関連コンテンツ
養ふ所以のものと知る 拱把の桐梓は人苟も之れを生(長)ぜんと欲すれば、皆之れを養ふ所以のものと知る。(告子上十三章) きょうはのどうしはひといやしくもこれをしょうぜんとほっすれば、みなこれをやしなうゆ…
誉・毀 慮らざるの誉あり、全きを求むるの毀あり。(離婁上二十一章) おもんばからざるのほまれあり、まったきをもとむるのそしりあり。(りろうかみにじゅいちしょう) 【訳】 全く思いもよらないことで褒めら…
孝子の至り 考子の至りは親を尊ぶより大なるはなし。親を尊ぶの至りは天下を以て養ふより大なるはなし。(万章上四章) こうしのいたりはおやをたっとぶよりだいなるはなし。おやをたっとぶのいたりはてんかをもっ…
為さざる所を為すなく、其の欲せざる所を欲するなし 其の為さざる所を為すなく、其の欲せざる所を欲するなし。此く如きのみ。(尽心上十七章) そのなさざるところをなすなく、そのほっせざるところをほっするなし…
能者之に従ふ 羿は拙射の為めに其の彀率を変せず。君子は引きて発せず、躍如たり。中道にして立ち、能者之に従ふ。(尽心上四十一章) げいはせっしゃのためにそのこうりつをへんせず。くんしはひきてはっせず、や…