大きい動きにのる|4月30日のことです。
Release: 2018/04/30 Update: 2018/04/30
大きい動きにのる
人生は一つのリズムに乗って生活している。
大きい動きに、のることである。そのときそのとき、天候気候・自然・人事・心の動きのただそのままに、すべての現象に泰然として乗り、自若として居る。大船にのった心、大波にのった相…。
春におり、夏に涼み、秋に楽しみ、冬に親しむ。一つとしてそれに抗せず、順応する。
このとき、すべては、天のままに花さき、地のまにまに実る。人間生活のすべて、自然現象のことごことくが。
丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、4月30日のことです。
自然のリズムで生きることは結局明るくなれば起き、暗く成れば休むということでしょうし、腹が減れば食べというような現象に逆らわないことなんでしょう。
とすれば、基本的には楽しくあるようにし苦しければやめるというなことそうかもしれません。
しかし、苦しいことからは逃れられないため変換するようにする。
そのようなことが大きい動きというのでしょうか。
とにかく今日を後悔なきように生きるしかありませんね。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
自分が変わる 苦難は幸福に入る門であり、これがあるから正しい倫理がわかり(風が吹くので空気のあることがわかるように)、正しいレールに乗ると、そこに幸福が待っておる。 妻や子や親、すべて相手を変えようと…
風流な生活 私の尊敬する知人の一人、その方は、すでに大任を終わって、林間にささやかな住宅を結んでおられました。 いつうかがいましても、その室をきっちりと整えられておられましたが、そのお食事も、粗末この…
ほんとうの働きとは 生きているということは、動いているといことである。 動くのは、働くのである。その働きが、運動が、雑であるときは、はたらきと見える。 ああ今日は働いているな、という間は、まだなまける…
苦難を迎える心 苦難には、それぞれ原因がある。その原因は、すぐに自分で処置できることと、自分でどうにもならぬこととがある。 それが、苦難に出会った時、驚いたりきらったり恐れたりすると、目がくらんで―心…
2月24日の丸山敏雄一日一話(幸せになるための366話) 歌に生きる心を分解してみると、まず見ることから始まる(聞くことも同様)。 対象をじっと見るのである。そのままに、感情をまじえず、あるがままに、…