大なる(不義)|11月9日のことです。
Release: 2018/11/09 Update: 2018/11/09
大なる(不義)
人・親戚・君臣・上下を亡するより大なる(不義)はなし。(尽心三十四章)
ひと。しんせき、くんしん、じょうげをなみするよりだいなる(ふぎ)はなし。(じんしんかみさんじゅうよんしょう)
【訳】
人にとって、父母、君臣、上下の関係を無視するより大きな不義はない。
11月9日、孟子一日一言の言葉です。
基本的なことなんでしょうね。
上下の関係はどこにいってもあるもので無視することはできませんね。
どちらでも思いやりは必要ですね。
明日も一日がんばります。
関連コンテンツ
中を執りて権なき―道を賤ふ 中を執りてて権なきは、猶ほ一を執るがごときなり。一を執るを悪む所のものは、其の道を賤ふが為なり。一を挙げて百を廃ればなり。(尽心上二十六章) ちゅうをとりてけんなきは、なお…
若し薬瞑眩せずんば厥の疾瘳えず。(滕文公上首章) もしくすりめいげんせずんばそのやまいいえず。(とうぶんこうじょうしゅしょう) 【訳】 薬は飲んでめまいがする位でないと、病気は治らない(本気の努力をす…
新を求める われわれは、型にはまるまいと思いながら、つい知らぬ間に、はまりこんでします。それはなぜか。そのほうがた易いからである。雪のなかでも、人の足跡をつたうほうが、行き易い。 「新を求める」とは、…
一時なり 彼れも一時なり、此れも一時なり。(公孫丑下十三章) かれもいちじなり、これもいちじなり。(こうそんちゅうげじゅうさんしょう) 【訳】 あの時はあの時、今は今だ。 〇松陰は、「君子には、己れに…
持ち味を生ずる 一人の人間が、永い歳月にわたって明けても暮れても、常に心の底に持ちつづけて研究したことというものは、そこに一種独特の持ち味を生ずるものであります。【192】 #修身教授録一日一言 #森…