天下を服す|5月30日のことです。
天下を服す
善を以て人を服する者は、未だ能く人を服するものにあらざるなり。善を以て人を養ひて、然る後に能く天下を服す。天下心服せずして王たる者は未だ之れあらざるなり。(離婁下十六章)
ぜんをもってひとをふくするものは、いまだよくひとをふくするものにあらざるなり。ぜんをもってひとをやしないて、しかるのちによくてんかをふくす。てんかしんぷくせずしておうたるものはいまだこれあらざるなり。(りろうしもだいじゅうろくしょう)
【訳】
他者を心服させようと下心からよきことを行って真に人を心服させた者は、未だかつて一人もいない。日頃からよきことを行い、他者を教え導き、感化していけば、自然
に天下中の人々を心服させることができる天下中の人々が心服しないのに王となった者は、未だかつて一人もいない。
孟子一日一言、5月30日の言葉です。
日頃のよき行いとはどういうことでしょうか。
世のため人のためにできることというのはなんでしょうか。
会社としてはやはりお客様や働く人のために一生懸命に働くことなんでしょうか。
お客様には誠心誠意に接し、働く人のためには教育環境を整えて学ぶ姿勢をつくる。
まずは自分からですね。
今日も一日がんばります。