夫れ地形は兵の助けなり。敵を料(はか)りて勝を制し、険阨遠近(けんあいえんきん)を計るは、上将の道なり。(地形)|6月4日
夫れ地形は兵の助けなり。敵を料(はか)りて勝を制し、険阨遠近(けんあいえんきん)を計るは、上将の道なり。(地形)
夫地形者兵之助也。料敵制勝、計険阨遠近、上将之道也。
「地形というものは戦闘上の有利な補助手段である。敵の動きを察知し、地形の険阻や遠近をにらみあわせながら作戦をたてるのはあ、将軍たちるものの務めである。」
”阨”はやくともよむ。ふさがっているという意味。ここでは、ジャングル、川、湖沼などで通路がふさがっていること。
”上将”は、春秋時代には上軍の将(当時は全軍を上・中・下軍にわけた)のことであるが、その後は将軍とか全軍の将をいうようになった。
6月4日、孫子・呉子一日一言(兵法に学ぶ人と組織の動かし方365)の言葉です。
おはようございます。
地形は戦争に於ける補助的要因。
総リーダーたるもの地形(どこで戦うか)などを熟慮しなければいけない。
当然のことですね。
会社でいえば自社の強みを明確に知っていて今はどこで戦うべきかをわかっていることは大事です。
そういうことが明確でないから迷うこととなるんでしょうね。
今日も一日がんばります。