夫れ惟慮(おもんばか)り無くして、敵を易(あなど)る者は、必ず人に擒(とりこ)にせらる。|5月15日
夫れ惟慮(おもんばか)り無くして、敵を易(あなど)る者は、必ず人に擒(とりこ)にせらる。
夫惟無慮、而易敵者、必擒於人。
「なんの深い考えもなく、敵を軽んずるだけであるなら、敵の捕虜になるのがおちだ」
”兵隊は大勢いればそれでいいのではない”と前文で警告している。
指揮者たる者がこの点を考慮にいれないで、多数をたのんで敵を軽くみれば、逆に捕虜になるだけだ、と教えているのである。
”慮り”とは深慮遠謀のこと。
ここの”人”とは敵をさしている。
5月15日、孫子・呉子一日一話(兵法に学ぶ人と組織の動かし方365)の言葉です。
おはよございます。
戦力が多いからいいというわけではない。
敵を侮るな、捕虜になる。
自分より年齢が下とかこっちの方が社員が多いとか勝手に自分の都合のよいように考えるのが人間です。
それに対しての戒めですね。
昨日はコロナウィルスの緊急事態宣言が解除された地域がありますが侮ってはいけませんね。
第二波、第三波も考えられます。
死ぬ人がいます。
北海道は解除にはなってませんがね。
今日も一日がんばります。